四川大地震で同級生7人の命を救った英雄、詐欺容疑で逮捕される、その転落人生とは―中国 引用
2014年11月3日、2008年の四川大地震で同級生7人の命を救い、世間から英雄と称えられた当時中学3年生の男が、今年6月に詐欺や公的印章偽造などの罪で逮捕されていたことが分かった。 同級生を救った話は「美談」として報道されました。
その後の彼に何があったのでしょうか。
2008年5月12日、四川大地震が発生した当時、校庭にいた15歳の雷楚年(レイ・チューニエン)は、崩れかけた校舎内にたった1人で飛び込み、逃げ遅れた同級生7人を次々と助け出した。その後、「四川大地震全国英雄模範報告団」の一員に選ばれ、中国中央テレビが少年英雄として特集番組を放送するほどの人気者に。同年に開催された北京五輪では聖火ランナーにも選ばれ、四川省成都市の重点中学(優秀な生徒が集まる高校)へは授業料免除の待遇で無試験入学した。 この話を覚えている方も多いはず。
しかし、
雷容疑者は高校入学後、授業をさぼっては悪い仲間たちと飲酒やギャンブルに興じ、英雄として世間からチヤホヤされることを楽しんでいたという。ぜいたくな生活を好み、常に政府高官や有名人との交友関係を吹聴していた。 有名人に近寄ってくる人間に染まってしまったんですね。
彼が同級生を救ったことは事実ですし、すばらしいことなので、犯した罪を償って反省して欲しいものです。
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