上海に住んでいたので、上海蟹が出てくると「今年もこの季節になったのか」と感じていました。
そんな上海蟹の需要が減っているというニュース。
上海蟹が需要減・価格下落で業界大打撃・・・関係者「反腐敗運動が影響」 引用
中国でチュウゴクモクズガニは一般に、大閘蟹(ダーヂャーシエ)と呼ばれる。蘇州陽澄湖大閘蟹行業協会の楊維龍長は「陽澄産のカニの価格が下落したことが、共産党中央が進める反腐敗運動と一定の関係があるのは明らか」と述べた。 どうして共産党中央の反腐敗運動が影響しているかというと、
贈答品として扱われる「大閘蟹」には、中味よりも実際には豪華な包装により価格が上乗せされている場合が多かった。今年は、業者側に利益を大いに上乗せしてくれる「豪華包装版」の「大閘蟹」に対するニーズが落ち込んでいるという。 賄賂用贈答用の豪華包装版が売れていないとのこと。
中秋節の月餅然り、上げ底の箱だけ豪華な贈り物があふれていましたからね。
そういう商品はバカみたいな価格で、高いものを買うことと贈ることでメンツを保っていたんでしょう。
それが崩壊したと。
実際は地方などではまだまだ行われている行為ですから、上海や北京といった「目の届く範囲」のことでしょうけどね。
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