妬み、嫉み。
有名になった農民歌手に「金持ちなんだから村人1人に車1台ずつ買え」とたかる村人=「欲深いにもほどがある」と非難集中―中国メディア 引用
中国中央テレビは、3年前に「大衣哥(軍コートの兄貴)」として一躍有名になった農民歌手・朱之文(ジュー・ジーウエン)さんの苦境を伝えた。 日本の「あの人は今?」みたいな感じだと思ったら、どうやら違うようで。
山東省で普通の農民だった朱さんは11年、テレビのオーディション番組「我是大明星(私こそ大スターだ)」に出場。貧しくて衣装を買えない朱さんは、いつも着ている軍用綿コート(大衣)と穴の開いた毛糸の帽子姿でステージに立った。みすぼらしい格好の朱さんが歌い出すと、そのあまりの美声に観客は全員総立ちで拍手。朱さんは一躍時の人に。12年の春節(旧正月)大みそかの特番・春節聯歓晩会にも出演し、朱さんは瞬く間に「大衣哥」と呼ばれる国民的人気歌手になった。 サクセスストーリー。
才能を持った人が認められる環境というのはすばらしいのですが、
「私はただ歌が好きなだけ。スターなんかじゃない。今も昔もただの農民だ」と朱さん。だが、同じ村に住む人々はそう思っていないようだ。村の貧しい子供たちを支援するためのチャリティーで、トレードマークの大衣をオークションにかけたところ、51万元(約970万円)という高値で落札された。これに朱さん個人のお金10万元(約190万円)を足して寄付したが、この行為についても村人は「単なる演出」と批判的。朱さんは村の道路補修にも尽力したが、村人は「大金持ちになったんだから、それぐらいして当然」と話す。ある村人は「オレたち1人につき車1台を買ってくれて、1人に1万元(約19万円)ずつ配ってくれたら感謝してやる」と言い放つ。 悲しいですね。
「どうしてアイツと違うんだ、同じじゃないか」という人が多いのも中国人の特徴。
中国生活でめんどくさいなぁと思ったことの一つでした。
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